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印象派エドガー・ドガ

今日、興味深い番組が放送されますのでお知らせします!よかったら参考にしてください。 
 
ドガ.jpeg 
印象派画家 エドガー・ドガ
 
 
以下番組内容です ↓  
世界の名画 
世紀末パリを切り取った画家 ドガ「スター、舞台の踊り子」
2012年9月5日(水)  21時00分~21時54分  BS朝日1
 
《番組内容》
踊り子、競走馬、浴女等々、19世紀末パリの風俗をリアルに描いた印象派の巨匠ドガ。当時の面影を残すパリの街を巡り、独自の視点で描かれた「スター、舞台の踊り子」など名画誕生の背景と芸術に身を捧げた生涯に迫る!
 
スター、舞台の踊り子.jpeg  競馬場.jpeg  
舞台の踊り子                 競走馬
 
初回放送日:2012/9/5
《出演者》
ナレーション:要潤
 
《おしらせ》
制作:BS朝日、ACC(アジア・コンテンツ・センター)
 
舞台の踊り子について
「スター」または「舞台の踊り子」1878年/60x44cm/パステル・紙/オルセー美術館
約10年間、ドガは、踊り子たちの様子を描くことに熱中していた。舞台の上で踊っているもの、練習中のもの、休息中のもの、疲れたもの、へとへとにくたびれたものさえも、オペラ座の舞台裏とか、教室とかで見られる姿をとりあげている。苦労と努力は、上演中のバレリーナの優美な姿によって報われるのである。ドガは最初にまず全体の様子を描き、その後、この絵に見られるように、一人のスター舞踏手に目をとどめる。彼女は舞台の上で、他から離れて一人、フットライトを浴びて、女性の優美さの極みを体現する者となるべく変幻してゆく。その他の人物は、背景のかきわりの支えの後ろに半分隠されたシルエットでしかない。ドガは、ある社会層に属する人たちを客観的に研究することから、このように、動きを分析する方向に移行してゆくが、やがて彼は、この同じ作業を、彫刻のシリーズで実現する。そのうちの目覚しい一例が、「衣装をつけた大きな踊り子」である。
 
 


 
1878年、ドガは、ひたすらマティエールの独創的な研究に没頭していた。例えば、煙か、かげろうのように、とらえどころのない踊り子の衣装の外観を表現するのに、パステルを特に好んで用いている。ドガは、念入りに完成させた部分と、その他、すばやく彩色した部分とを対照させる。後者は、モノタイプな印象の中に、最初の構図の構築そのものを暗示しながら---この技法をドガは、しばしば用いている---パステルで簡単に素描された部分に驚くほどの強固さを与えることになるのである。この絵の場合は、舞台装置の部分に、この手法が用いられている。特にきわ立って輝く部分---スターの首とか、脚とか---は、踊り子の首にひらめくリボンの黒と舞台監督か舞台のそでにまで出てきたファンなのか判じがたい左手の男の衣装の黒に対し、バランスがとれ、舞台のこしらえものの生命の、ほとんど超自然的なイメージに、感動的な奥行きを与えている。(ジュヌヴィエーヴ・ラカンブル)「オルセー美術館-印象派・後期印象派名作集」[Editions de la Reunion des Musees Nationaux]発行より転載 

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